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執筆者の写真里村晃寛

白髪ボカシ?ハイライト?メッシュ?毎月カラーをしている常連さんから質問がありました。

いつもありがとうございます。

里村です。


常連さんとのお話です。


『テレビで見たんですけど、白髪ボカシをすると染める頻度が減るらしいです。白髪ボカシってどんなのですか?』

白髪ぼかしという商品はありますので品物を見せて説明してみると、それではなく筋状に染めてたとのことで、おそらくシークレットハイライトの紹介をしていたようです。


なるほどね〜〜新生部分がボケるから白髪ボカシか〜〜となりました。


僕が専門店みたいにできるかというとなんとも言えませんが、有効な場合もある方法です。

ハイライトなのでデザイン的なこともありますし、明るさ的なこともあります。

ベースの色よりほんのり明るくなって見えるので、気分も変わります。


どんな薬を使ってハイライトを入れるかにもよりますが、元々ある色を取るのですからダメージにつながることもあります。

『ブリーチ』を使ってしっかり明るいハイライトを入れる場合もあれば、『脱染剤』といってカラーの色素だけを取る場合もあります。後者の方がダメージは少ないです。



さて・・・


今回のシークレットハイライトを入れて白髪ボカシをしてカラーの頻度が減るのか?


僕のお客様の場合、はあまり変わっていない様にと思います。


スペシャリストの方と僕では技術的な差はあるかもしれませんが、元々毎月のように綺麗にカラーをしていた方達が2ヶ月3ヶ月カラーの間を空けていられるかというとそうはいかないようですね。


気になるものは気になります!


マッチするのは色々な条件もある様に感じます。

自毛の白髪の割合にもよりますし、ベースになるカラーの明るさにもよるからです。


ただ、ハイライトを入れたほとんどのお客様は『なんかオシャレになった気がする〜』とか『いつもと違って良い!』『気分が明るくなった感んじ』などなど、白髪以外の部分で楽しい気分になっておられる様子です。





ハイライトは太さ・本数・明るさで印象が全く変わるので注意が必要。


太めだとデザイン性が強く目立つので、太い筋状に目がいくと少々の白髪には目が行きにくくなります。ただ、遠目に見てもちょっと派手に見えます。


細めだと白髪と混ざって馴染みます。遠目に見ると少し明るくなって見えます。


本数は多いと馴染みが良いし、少ないと目立ちます。


明るさは2レベル程度の差では目立たなく馴染みます。

今回のハイライトはこれ以上の明度差をつけないと効果がないかもしれません。






太めと細め
太めと細め

    少なめと多め
少なめと多め


    暗めと明るめ
暗めと明るめ

パーマとの相性も注意が必要です。

ブリーチを使ったハイライトとパーマや矯正は基本的に無理がかかりますので要相談です。


最近では髪の補修や補強が進化しているので全てが無理とは言いませんが、髪の中にハイダメージとミドルダメージが筋状に混ざるのですから薬の塗り分けは出来ません。

ということは、ハイダメージに薬を合わせるとかかりが弱くなったり、ミドルダメージに合わせるとハイダメージ部が枝毛になったりするリスクはがあります。


ダメージ問題以外にも、ウェーブとハイライトが入るとデザインが賑やかに(派手に)なるので、行き過ぎではないのか。ウェーブがぼやけないか。ハイライトがぼやけないか。バランスをとってあげると良いですね。


いろんなことを考えながら入れるハイライトですが、楽しいカラーに違いありません。

最近の多様性の点からも仕事先でも認められてきている職場も多いのではないしょうか?


いつもと一緒に飽きてきている方にも良いですし、新しくチャレンジしたい方にも良いかもしれませんね。




最後までありがとうございます。
最後までありがとうございます。







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