top of page

白髪染めとおしゃれ染め、どっちを選べばいい?

執筆者の写真: 里村晃寛里村晃寛

更新日:3月7日

いつもありがとうございます。里村です。


先日のお客様です。

修復カラーとカットをさせていただきました。

その時、白髪染めなのか?おしゃれ染めか?という話をしていました。


実際に白髪が気になり始めて「白髪染めを使うべきか、それともおしゃれ染めにするべきか?」と、悩んでいる方も少なくないと思います。

光があたるとこんな感じ

白髪が少し出てきた段階では、どちらを選べばいいのか迷うものです。

そんな時にMmmがよくやるのは『白髪染め』と『おしゃれ染め』のいいとこ取りをすることです。



白髪染めとおしゃれ染めの違い

まず、白髪染めとおしゃれ染めには、それぞれ大きな特徴があります。


【白髪染め】

白髪をきれいに染めるには、濃いブラウン系の色素と強い脱色力が必要です。

そのため、白髪にきれいに色が入ります。

白髪の量が少ない段階で使うと、濃いブラウン系の色素のせいで黒髪の色が暗くなることがあります。


【おしゃれ染め】

黒髪を美しく染めるためには、黒髪のメラニン色素を適切に脱色する必要があります。

おしゃれ染めはブラウン系の色素が少ないので白髪には色が入りにくく、すぐに色が抜けてしまうことが多いです。

ですが、ブラウン系の色素が少ないため、光の透けるような色が表現できます。


また、白髪染めは一般的にダメージが多くなりがちです。

おしゃれ染めも脱色をしますが、白髪染めの方が多く脱色するためダメージを抑えることが難しい場合もあります。この辺りの細かな話はまた次回お伝えしますね。


いいとこ取りなカラー?

白髪が数本しかない段階では、白髪染めを使うと黒髪が暗くなりすぎてしまうことがありますが、逆におしゃれ染めでは白髪が上手に染まらないことがあります。

そこで、おしゃれ染めと白髪染めの色素をうまく調整し、両者の良いところを取り入れる方法があります。

このようにして染めることで、白髪もぼけて、自然な色合いに仕上がります。

「白髪を隠すけど、黒髪はそのままで明るく見せたい」そんな方にぴったりのアプローチです。


白髪染めに切り替えるタイミング

ただし、白髪が増えてくると、白髪染めの色素がしっかりしたものを使った方がキレイに染まります。白髪が増えると、おしゃれ染めでは色が入りにくく、持ちも悪くなってしまうため、徐々に白髪染めに切り替えていくと良いでしょう。


ですが、白髪染めとおしゃれ染めの切り替えには明確なラインがあるわけではなく、髪の状態や希望する仕上がりによって柔軟に対応することが大切です。最初の方にお話ししたように、混ぜる時期があるため、「今日から白髪染め!」と急に切り替える必要はありません。



まとめてみると

白髪染めとおしゃれ染め、どちらを選ぶべきかは髪の状態や白髪の量、希望する仕上がりによって変わります。

特に白髪が数本の時期には、おしゃれ染めと白髪染めの良いところを取り入れる方法が非常に効果的です。

もし白髪染めを使い始めるタイミングが来たとしても、急に切り替える必要はなく、その時の髪に合った方法でカラーを楽しむのが一番です。


あなたの髪にぴったりなカラーリングを見つけられるように相談しながら決めていきましょう。


最後までありがとうございます。
最後までありがとうございます。







bottom of page